定時制の日常③
定時制の日常をお届けするシリーズ第3弾!
今回は我らが定時制の真骨頂、工業系列の授業風景をご覧いただこうと思います!
日立工業高校定時制は、茨城県で唯一工業科目の学習ができる定時制です!
一言に『工業』と言っても様々な分野があります。
本校定時制では多岐に渡って幅広く工業の学習をしていきます。
こちらはノギスという器具を使って長さを測っている様子です。
ノギスというのはなんと1mm以下の計測ができてしまうというアイテム!
とんでもなく細かい作業なので、集中力が養えます!
測った金属をバンドソーという機械で切断します。
(ちなみに名前の由来は『バンド(帯)』『ソー(ノコ刃)』)
やるのは機械でも、細かな設定をしたり指定の位置に素材を設置したりするのは人間です。
少しの誤差が作品の不良につながることもあるので、気を引き締めて臨んでいます。
工業の科目の学習は基本的に教員とマンツーマンに近い形態をとって行います。
金属材料学では、座学で理論や仕組みなどを学習し、実際に検証していきます。
これは『シャルピー衝撃実験』という理論を学習しているところです。
(興味があったらぜひ見学に来てくださいね!)
仕組みを知るために解体することもあります。
こちらは解体された原動機(エンジン)になります。
仕組みが分からなければ組み立てもできません。
『ものづくり』の楽しさを実感できる瞬間です!
いかがでしたか?
なかなか目にかかることのない道具や機械がまだまだたくさんあります!
ぜひ一緒に楽しく『ものづくり』にチャレンジしてほしいと思います!
次回は、定時制のブームである『解剖特集』をお届けします!